中学校課程は3年である。中学校は地域別・学校群別に抽選で入学できる学校が割り当てられ、 距離や交通が通学に極めて不便な地域の場合は、敎育監が設定した中学区によって入学する学校 を割り当てる。中学校は小学校と同様義務教育であり、無償教育だ。もし、両親が子供を中学校に 通わせない場合、罰金が科せられることもある。
中学校教育では、教科学習と創意的体験活動が行われ、小学校教育の成果を基に、生徒の日常生活と学習に必要な基本能力と正しい人格と民主市民としての資質を培うことを目標としている。生徒たちが学ぶ教科は、「国語」、「社会(歴史を含む)/道徳」、「数学」、「科学/技術・家庭/情報」、「体育」、「芸術(音楽/美術)」、「英語」などで、生徒は学期ごとに8科目ほどを学ぶ。創意的体験活動は、教科活動で習得したことを適用して実現してみる教科以外の活動で、自律・自治活動、クラブ活動、進路活動(2~3年生は自律活動、クラブ活動、ボランティア活動、進路活動)を通じて生徒がアイデンティティを確立し、他者と共に生きていく態度を身につけ、自分の進路を積極的に探索する能力を培っている。中学校の1時限の授業は45分で、通常、6~7時限の授業を行う。中学校は、小学校や高校とは違い、自由学期と学校スポーツクラブを運営している。自由学期は、中学1年の中で一学期の間、生徒が自分の適性を探索して未来を設計できるように、様々な進路探索活動が行われる。また、学校スポーツクラブは、生徒の体力増進と様々な身体活動の機会を提供するために、生徒が希望する様々な種目を開設し、学年別に年間34~68時間をクラブ活動の形で運営する。
『学校暴力』とは、学校の内外で生徒を対象として発生した傷害、暴行、監禁、脅迫、略取・誘拐、名誉毀損・侮辱、恐喝、強要、強制的な使い走り、性暴力、いじめ、サイバー暴力などにより、身体・精神または財産上の被害を伴う行為をいう。
子どもが暴力を受けたことを学校内の学校暴力専担機構に通報すると、専担機構は当該被害・加害の事実を確認し、48時間以内に教育支援庁に事案の報告を行う。その後、教育(支援)庁・学校暴力ゼロセンターの「学校暴力専担調査官」または学校専担機構及び教員が生徒や保護者などと面談し、事案の調査を行う。
専担機構は、調査結果を根拠として校長による校内解決の可否を審議する。校長による校内解決の条件を満たしており、かつ、被害生徒とその保護者が同意した場合、校長はその事案の解決に当たることができる。しかし、条件を満たしていない場合や、被害生徒とその保護者が同意しない場合、学校は教育支援庁に設置されている学校暴力対策審議委員会に審議を要請しなければならない。
様々な理由で学校生活が難しい生徒のために単位学校に設置された1次相談機関で、学校に適応 するための相談サービスと心理支援案内が受けられる。
学校暴力対策審議委員会は、学校暴力の予防と対策に関連した事項を審議する教育支援庁内の法定委員会である。審議委員会は、学校暴力の予防と対策、被害生徒の保護、加害生徒に対する教育と指導、被害・加害生徒間の紛争調停などを審議する。
単位学校での指導と治癒が難しい危機生徒を支援するために、教育支援庁単位に設置された2次 相談機関で、専門的な診断-相談-治癒サービスが受けられる。
学業の中断など深刻な危機状況に陥り、長期的な治癒・教育が必要な高危機群の生徒を支援する ために、市・道の教育庁単位に設置された3次相談機関で、寮タイプの代案教育プログラムなど様々 な相談・治癒と教育サービスが受けられる。
プルンナム財団が運営している学校暴力SOS支援団は、学校暴力の被害・加害生徒とその家族、学 校を対象に、学校暴力の予防と問題解決、回復のための様々なプログラムを提供し、電話(☎1588- 9128)とオンライン(www.btf.or.kr)で利用できる。
青少年相談1388は、女性家族部が運営している相談サービスである。学校暴力の被害や友人関係の問題など様々な悩みについて専門相談士と365日、24時間相談できる。電話(☎1388)、オンライン (www.cyber1388.kr)、メッセージ・カカオトーク(#1388)で利用できる。
サンダミ先生は、教育部、KB国民銀行、kakao、開かれた医師会が協力して学校暴力に関する相談と治療費を支援するモバイル心理相談サービスである。「カカオトーク」で『サンダミ先生(상다미쌤)』を検索し、友だち追加後にメッセージを送ると専門相談士と相談できる(相談可能時間:平日 10:00~24:00、週末/休日を除く)。相談を受けた学校暴力の被害・加害生徒と高リスク群生徒の中から年間150人以内を選んで、80万ウォン以内の心理治療費を支援する。

『Wee』は“We(私たち)+education(教育)“We(私たち)+emotion (感性)”のイニシャル